宇治茶ブランド拡大協議会
<はじめに>









宇治茶ブランド拡大協議会の設立及び活動展開の背景には、平成23年度に京都府茶協同組合及び株式会社業態開発総合研究所(当時は有限会社業態開発研究所ディス・シュール・ディス)が中心となって組織化された「京都・宇治茶海外市場展開検討協議会」の活動があります。

同協議会は、経済産業省の補助事業である「JAPANブランド育成支援事業」に申請し採択され、①海外の事業者のブランド構築事例やワイン・テキーラ・コーヒー等の世界文化遺産登録事例についての研究、②海外から京都への観光客を対象とする“宇治茶”知名度アンケートや宇治茶体験提供後のヒアリング調査、等を実施しました。その事業成果を茶業界の皆様に報告・情報共有化する目的で開催したフォーラムにおいて、紅茶の一大生産地スリランカ出身のモンテ・カセム氏(当時、学校法人立命館・副総長)に基調講演をお願いしたことを機に、次の展開へと繋がりました。

具体的には京都府茶協同組合と、モンテ・カセム氏が理事長を務める特定非営利活動法人京都・地球みらい機構が事業主体となり、「気候変動が宇治茶に与える影響」の実証実験に向け、平成25年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業として採択された「新たなネットワークから世界に発信する“宇治茶”のブランディング構築」に取り組み、課題を抱える生産者の皆様と共に産官学連携勉強会を開催し、併せて事前調査の一環として丸久小山園様と堀井七茗園様の2つの茶園の御協力を得て、気候変動の因子を計測するための観測装置を設置しました。

上述の事業を踏まえ、活動の趣旨や意義に賛同する皆様と共に、平成26年4月23日に「宇治茶ブランド拡大協議会」を設立することとなりました。同協議会は、前年度事業を受け継ぐかたちで、平成26年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業としての「新たなネットワークから世界に発信する”宇治茶”のブランディング構築」事業に取り組み、宇治茶業界の明るい未来に繋がるさらなる展開を目指す意欲的な活動を継続し、現在に至っております。

以上